ポリ画報通信

「ポリ画報」の活動、関連情報、ノート

2017-01-01から1年間の記事一覧

年末メモ

今年を振り返ってみると、それ自体時間について考えてしまうことになるが、自分個人にとっては、ディヴィッド・トゥープさんのワークショップに参加したことは重要だったかもしれない。広い意味での即興演奏。 即興は、いま・ここ、での行為と思っていたが、…

勉強会その後

7月22日に第4回(発表川原さん)、8月26日に第5回(発表辻さん)の勉強会を行ないました。第4回では、Ⅵ章「三位一体」が取り上げられ、事前にていねいな要約とリンクが付いたレジュメがありました。発表はなかでも記憶術が着目されていました。時間や空間を…

『残像』ほか

先日、アンジェイ・ワイダ監督の遺作『残像』を観ました(岩波ホール)。主人公の芸術家は、国のイデオロギー的な統制が芸術にも及んできたことに抵抗し、そのために社会的な権利を奪われて、困窮のうちに病死します。救いのない話だったといえると思います…

勉強会から

勉強会は、4月22日に第2回、5月13日に第3回を行ないました。 第2回の発表者は、佐々木つばささん、第3回の発表者は、外島貴幸さん、でした。 ここで私がそれぞれの話を要約するようなことはしませんが、二人共それぞれのアーティストらしさを感じさせる話だ…

制作のための勉強会 第1回

第一回は、原がレジュメを準備して発表し、話の流れでその都度話し合いをしました。この文章を書きながら、発表したかったことを考え直してまとめ直したり、後からの補足をしたりしています。 『ルネサンス経験の条件』には、実作者の書きものらしさがあると…

勉強会について(変更のお知らせ)

ポリ画報「制作のための勉強会」ですが、当初の、参加者の枠を広げるという考えを、変更することにしました。 新規参加者はもとめず、現在勉強会の準備をしているメンバーでやることにしたいと思います。すでに制作のモチベーションを共有している人どうしで…

勉強会のお知らせ

3月から、ポリ画報「制作のための勉強会」 を始めることにしました。 ポリ画報では、これまでも冊子や展示のためミーティングでテーマのことやそれぞれ関心があることなど話し合ってきました。それをもっとていねいに、少しだけ参加者の枠を広げて、やりたい…

筑波大学〈総合造形〉展

展覧会をみて思ったことなど書きたいと思います。 筑波大学〈総合造形〉展 2016.11.3 – 2017.1.29 茨城県近代美術館 「総合造形」は、筑波大芸術系の専攻領域がいくつもあるなかの一つです。どうしてそこだけの展覧会が企画されたのか分かりませんが、本展は…